「火遠理命(ほおりのみこと)」の読み方・神話・別名・親・祭神とする神社

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「火遠理命(ほおりのみこと)」とは?

瓊瓊杵尊の御子(末弟)です。一夜の交わりで妊娠したのを疑われた木花開耶姫が疑いを晴らすために産屋に火を放って生まれた御子です。母親の出産に伴う故事に基づいて火とつけられた。火を託して稲の生育を物語ろうとしたものです。

日本書紀には、末っ子相続に表している。

「火遠理命(ほおりのみこと)」の別名

  • 天津日高日子穂穂手見命(あまつひこたかひこほほでみのみこと)
  • 虚空津日高命(そらつひこのみこと)
  • 日子穂穂手見命(ひこほほでみのみこと)
  • 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
  • 火遠理命(ほおりのみこと)
  • 山幸彦命(やまさちひこのみこと)

「火遠理命(ほおりのみこと)」の親

  • 邇邇芸命
  • 木花佐久夜毘売命

「火遠理命(ほおりのみこと)」を祭神とする神社

  • 小野神社
  • 若狭彦神社・若狭姫神社
  • 粟鹿神社
  • 鹿児島神宮
  • 益救神社
  • 瀧宮神社

「火遠理命(ほおりのみこと)」のWikipedia参照


ホオリ

火折尊(ほおりのみこと、火遠理命)、あるいは彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)は日本神話に登場する神。瓊々杵尊と木花開耶姫の子であり、神武天皇(初代天皇)の祖父。「山幸彦」として知られる。

古事記』では、瓊々杵尊と木花開耶姫の子は、第一子が火照命(ホデリ=海幸彦)、第二子が火須勢理命(ホスセリ)、第三子が火遠理命(ホオリ=山幸彦)である。

『日本書紀』の本文では、瓊々杵尊と木花開耶姫の子は、第一子が火闌降命(ホスソリ=海幸彦)、第二子が彦火火出見尊(ヒコホホデミ=山幸彦)、第三子が火明命(ホアカリ)となっている。一書では海幸彦が火酢芹命、山幸彦が彦火火出見尊(もしくは火折尊)となっている。

「彦火火出見尊」は神武天皇の諱でもあり、祖父と孫が同一名ということになる。海神の助けを得て兄の海幸彦を征し、海神の娘である豊玉姫との間に彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(神武天皇の父)を得た。

『古事記』では、高千穂宮に580年居住し、高千穂山の西に葬られたとされる。一方『日本書紀』では、久しくして崩じ日向の高屋山上陵に葬られたとされる。

彦火火出見尊は天津彦彦火瓊瓊杵尊の第2子である。別名、火折尊。母は大山祇神の娘の鹿葦津姫。火中出産の時に「熱を避りて居たるときに生り出ずる児」であるという。『日本書紀』に拠れば兄に火闌降命、弟に火明命がいる。ただし火明命は一書では兄とも伯父ともされ『古事記』には登場しない。

兄の火闌降命と弟の彦火火出見尊は生まれながらに各々釣針と弓矢という「幸」を持っていた。そこで火闌降命は海幸彦、彦火火出見尊は山幸彦と呼ばれるようになった。(『古事記』での海幸彦は火照命という神であり、火闌降命は何の事績もない系譜だけの神となっている。)

あるとき海幸彦と山幸彦は試しに「幸」を交換してみたが、どちらもうまくいかなかった。そこで「幸」をお互いに返すことにしたが弟は兄の釣針を無くしてしまっていた。激怒した兄は弟がいくら代わりの釣針を作っても許さなかった。

困った山幸彦は塩土老翁と出会い海神の宮に送ってもらった。宮はとても立派なものだった。門の前の井戸のそばにあった湯津杜(ゆつかつら)の樹の下でさまよっていると一人の美人(おとめ)が扉を開けて出て来た。海神の娘の豊玉姫である。豊玉姫はただちに父母に相談して山幸彦を招き入れ海に来た理由を尋ねた。海神が大小の魚を集めて問いただすと赤女(鯛)がこのごろ口の中が痛いと言っているので、その口を探すと失った釣針が見つかった。しかし海神は釣針をすぐには山幸彦に渡さず、豊玉姫を娶らせて海に留めた。

山幸彦が海の宮に住んで三年が経った。そこは安らかで楽しかったが故郷が懐かしく、たまにひどくため息をつくことがあった。豊玉姫はそれを聞いて父に「もうかわいそうなので返してあげましょう」と語った。海神は山幸彦に釣針を渡して身を守るための呪文と玉を授けた。帰る時になって豊玉姫は自分が妊娠していることを告げ、産屋を建てて待っているように言った。山幸彦は地上の本宮(もとのみや)に帰り海神の教えの通りに海幸彦を征した。海幸彦は吾田君の小橋などの隼人の祖とされる。

豊玉姫は妹の玉依姫を連れて約束通りに陸にやってきた。産屋にこもった豊玉姫は絶対に中を覗かないよう言った。しかし我慢できない山幸彦がこっそり覗くと豊玉姫は龍に姿を変えていた(『古事記』では八尋和邇)。姫はのぞき見られたことを恥じて海に去った。遺された子の名を彦波瀲武盧茲草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)と言う。久しくして山幸彦こと彦火火出見尊は崩じ、日向の高屋山上陵に葬られた。『古事記』では高千穂宮に580年居住し、高千穂山の西に葬られたとする。

『日本書紀』の一書によれば、豊玉姫は盧茲草葺不合尊を養うために自らの妹の玉依姫を派遣したという。『先代旧事本紀』によれば、火折尊と玉依姫の間には武位起命がうまれたというが、記紀にはこの記載はなく、武位起命を玉依姫の甥とする系図[1]もある。なお、玉依姫はのちに自らの甥にあたる鸕鶿草葺不合尊の妃となり、神武天皇(初代天皇)などを産んでいる。

まとめ

日本神話のよくある家族問題が書かれています。
天皇家のイザコザを示しているのでしょう。

過去にこういう相続問題があって、争いがありました。この人が受け継ぎました。みたいないつものやつです。これは現代も同じなのではないでしょうか?

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ライターのプロフィール

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伝説の始まり、アルティメットサイヤ人であることを想起。

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