仏教お経「梵網菩薩戒経(ぼんもうぼさつかいきょう)」内容全文の読み方・意味を解説 

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このサイトでは、仏教お経で釈尊(ブッタ)が何を伝えたくて「梵網菩薩戒経(ぼんもうぼさつかいきょう)」を残したのかを意味・読み方・内容全文を解説していきます。

0.仏教「梵網菩薩戒経(ぼんもうぼさつかいきょう)」お経 はじめに

私の脳が楽しみを求めている時に書いているので、すごく不真面目に書いてしまっている記事です。あっちこちとんで伝えたいことをメインにお経を伝えちゃいます。

1.仏教「梵網菩薩戒経(ぼんもうぼさつかいきょう)」お経とは?

『梵網経』下巻の別称。『菩薩戒経』ともいう。大乗の立場に基づく十重四十八軽戒じゅうじゅうしじゅうはっきょうかいを説き、後の菩薩戒思想に大きな影響を与えた。智顗が『菩薩戒義疏』に「梵網大本一百一十二巻六十一品。唯だ第十菩薩心地品を什師が誦出す。上下両巻。上に菩薩の階位を序し、下に菩薩戒法を明す。大本より出たる序及び流通を皆欠く。即ち別部を外し菩薩戒経と称す」(正蔵四〇・五六九中~下)と提示し鼓吹して以来、多くの注釈書が作られている。特に湛然の『授菩薩戒儀』(『十二門戒儀』)は円頓戒授受の基本として今日まで用いられている。

浄土宗大辞典より

菩薩戒をかいている。皆さんは、如来に目が生きがちだが、残念がら一氣に如来になることは、なれないのである。どの時の菩薩として読まれるお経である。
 例えるなら、会社の部長クラスが役員(部長)になるには何をすればいいですか?がかいてある。

2.仏教「梵網菩薩戒経(ぼんもうぼさつかいきょう)」お経の全文

梵網菩薩戒経ぼんもうぼさつかいきょう

我今盧舎那がこんるしゃな 方坐蓮華臺ほうざいれんげだい 周匝千華上しゅうそうせんげじょう 復現千釋迦ぶげんせんしゃか 一華百億國いっけひゃくおっこく 一國一釈釋いっこくいっしゃか 各坐菩提樹かくざぼだいじゅ 一時成佛道いちじじょうぶつどう 如是千百億にょぜせんひゃくおく 盧舎那本身るしゃなほんしん 千百億釋迦せんひゃくおくしゃか 各接微塵衆かくしょうみじんじゅ 倶来至我所くらいしがしょ 聴我誦佛戒ちょうがじゅぶっかい 甘露門則開かんろもんそっかい 是時千百億ぜじせんひゃくおく 還至本道場げんしほんどうじょう 各坐菩提樹かくざぼだいじゅ誦我本師戒じゅがほんしかい 十重四十八じゅうじゅうしじゅうはち 戒如明日月かいにょみょうにちがつ 亦如瓔珞珠やくにょようらくしゅ微塵菩薩衆みじんぼさつしゅ 由是成正覚ゆぜじょうしょうがく 是盧舎那誦ぜるしゃなじゅ 我亦如是誦がやくにょぜじゅ 汝新学菩薩にょしんがくぼさつ 頂戴受持戒ちょうだいじゅじかい 受持是戒已じゅじぜかいい 轉授諸衆生てんじゅしょしゅじょう 諦聴我正誦たいちょうがしょうじゅ 佛法中戒蔵ぶっぽうちゅうかいぞう 波羅提木叉はらだいもくしゃ 大衆心諦信だいしゅしんたいしん 汝是當成佛にょぜとうじょうぶつ 我是已成佛がぜいじょうぶつ 常作如是信じょうさにょぜしん 戒品已具足かいほんにぐそく 一切有心者いっさいうしんじゃ 皆應攝佛戒かいおうしょうぶっかい 衆生受佛戒しゅじょうじゅぶっかい 即入諸佛位そくにゅうしょぶっち 位同大覺已いどうだいかくい 眞是諸佛子しんぜしょぶっし 大衆皆恭敬だいしゅかいくぎょう 至心聴我誦ししんちょうがじゅ

3.仏教「梵網菩薩戒経(ぼんもうぼさつかいきょう)」お経の和訳


【梵網菩薩戒経偈の意訳】

  私は今、盧舎那仏(『法華文句』によれば、報身仏。華厳の教主を指します。)として、蓮華蔵世界の蓮華台の上に坐っています。周りを取り巻く千華の上には、おのおの千の釋迦仏がいらっしゃいます。一華につき百億の国があって、一国に一人の釋迦がいます。釋迦仏は、おのおの菩提樹の下に坐って、同時に悟りの道を成し遂げます。以上のような千と百億の釋迦仏は盧舎那仏を本地身とします。
  これら千と百億の釋迦仏は、おのおの大勢の人々を連れて共に盧舎那仏の処に来て、仏戒について説くのを聴きます。すなわち甘露門(涅槃への門)を開きます。甘露の戒を聴き、千と百億の釋迦仏は、おのおの元の道場に帰り、菩提樹下に坐って本師である盧舎那仏の戒を説きます。十重禁戒・四十八軽戒です。
 戒は明るい太陽や月のようで、また輝く宝石の飾りのようなものです。大勢の菩薩達は、これによって悟りの道を成し遂げます。この戒は盧舎那仏の説いたもので、私(釋迦仏)もまた同様に説きます。あなたがた新たに志を持った菩薩は、戴いた戒を受持すべきです。この戒を受持することが出来たら、再び諸々の人々に授けなさい。
 よく聴きなさい。私はまさに仏法の中の戒の経書「波羅提木叉」(プラーテイモークシャ)を説くでしょう。大衆よ、心によく信じなさい。あなたがたは、これから成仏出来る人々であり、私は既に成し遂げた仏です。常にこのような信仰を持てば、戒法は既に身に付いています。
  すべての志のあるものは、皆この仏戒を受けるべきです。人々が仏戒を受けたなら、即ち諸仏と同じ位に入れます。位は悟りを得た仏と同じで、諸仏の真の子となるのです。大衆は皆、恭(うやうや)しく敬い、心から私の説く戒を聴きなさい。

菩薩戒経より

4.仏教「梵網菩薩戒経(ぼんもうぼさつかいきょう)」お経の意味

銀河の話に例えるとわかりやすいです。遠く彼方に銀河があります。そこは、百億以上の国と釋迦仏は盧舎那仏がいます。多くの人がこの地をよりどころにしており、仏戒の宇宙の法則を聞いて、各々の道場で修行しています。その名は、「十重禁戒・四十八軽戒」です。

戒は、明るい太陽や月のようで輝く宝石の飾りのようで、大勢の菩薩の仲間と悟り(宇宙の法則)の道を知り得て、成し遂げています。この戒は、盧舎那仏(大日如来)が説いたもので釈迦仏も同じように説いています。この戒を受持ことをお勧めします。それができたら多くの人に今度は教えてあげてね。
大切なことをいうよ「波羅提木叉(プラーテイモークシャ)」を解くと良いでしょう。多くの人々よ。あなたの心をよく信じなさい。あなた方は成仏もでき、またこの言葉は、成仏した人の言葉です。常に心を信じればこの「戒」は既に身についています。
全ての志あるものは、皆この「戒」を受けて、受けたならあなたも仏と同じ気持ちになるでしょう。菩薩から仏へとなることもでき真の子となるのです。多くのみんなは恭しく尊い心からのこの「戒」を聴きなさい。

と言う内容です。個人的な意見ですが、映画美しき緑の星を私はおもいだしました。

緑の星の元、くぽくぽして過ごす映画なのですが、

まさしくこのくぽくぽを示していたのではないでしょうか?
この映画の中の星は『極楽浄土』に非常に似ているのでした。

5.仏教「梵網菩薩戒経(ぼんもうぼさつかいきょう)」お経の役割

仏の教えがどうやって広めるのか考えた結果、「仏」ができました。その仏になる道で信じることは必ず必要です。そして、自分が知ったら今度はより多くの人にいいことを教えるそのためのお経だとよくわかります。

6.仏教「梵網菩薩戒経(ぼんもうぼさつかいきょう)」お経のまとめ

とても好きなお経ですが、少しだけ注意点があります。

それは、仏の勘違いです。仏だからなんでもやってもいいと思うかもしれませんが、お節介をするとそれはお門違いです。あくまで何ができるかを考えて本当に必要な『戒』を教えればいいのです。問題は、自分が正しいとばかり主張して仏の氣を忘れてしまうことで、暴走します。

なので、氣軽に自分のできることを広めていくことが大切です。

7.仏の教え一覧表・お経一覧

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ライターのプロフィール

アルティメットブロガー
伝説の始まり、アルティメットサイヤ人であることを想起。

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