このサイトでは、日本仏教における「華厳宗」について
教え・歴史・特徴・唱え言葉・お経・主要な寺院・開祖者を解説します。
0.仏教「華厳宗」はじめに
華厳宗は、平安仏教・奈良仏教の南都六宗(法相宗・倶舎宗・三論宗・成実宗華厳宗・律宗)の一つで、仏教の教示と追求がメインです。
また、大乗仏教の一つである華厳宗は、奈良の大仏(東大寺)を建立したことで有名です。奈良の大仏は、毘盧遮那仏と呼ばれ華厳宗の本尊でもあります。毘盧遮那仏の又の名を大日如来とよび、仏だけでなく全ての一体を尊重した存在です。
『大方広仏華厳経』(『華厳経』)が経典です。その内容を詳しく説明していきます。
1.仏教「華厳宗」教え・歴史・特徴
①仏教「華厳宗」教え
人間的視点で考えるからわからなくなる。
仏の視点になれば、無自性・空も消え去り、ただ事物が共存するだけで、真実の世界に到達するとしました。
三性説もまた唯識とは逆に、仏側からアプローチするように書かれています。
個人的な解釈としては、今でも「視野が狭い人に第三者視点で見なさい」といいますよね。その考え方に近いように感じます。
ただこの考え方のデメリットは、偉ぶった人が勘違いをして、私は仏なのだからと横柄になってしまいます。謙虚さを忘れるのが人です。
②仏教「華厳宗」歴史・特徴
開祖は、杜順(557年-640年)です。その後、第2祖は智儼(602年-668年)・第3祖は法蔵(643年-712年)・第4祖は澄観(738年-839年)・第5祖は宗密(780年-839年)と相承されました。その前は、2世紀頃のインドの馬鳴(アシュヴァゴーシャ)と龍樹(ナーガールジュナ)を七祖が、大きく華厳宗を広めました。また、朝鮮半島(古代新羅)にも伝わり、義湘によって広まりました。
日本においては、第3祖の法蔵によって、金鐘寺(後の東大寺)に良弁に頼まれて「華厳経」・「梵網経」に基づいて思想が反映し、毘盧遮那仏が建立しました。
2.仏教「華厳宗」唱え言葉
南都六宗は、唱え言葉がありません。
3.仏教「華厳宗」経典・本尊
①経典
『大方広仏華厳経』(『華厳経』)
②本尊
毘盧遮那仏
4.仏教「華厳宗」主な寺院
東大寺
5.仏教「華厳宗」日本での開祖者:法蔵
「華厳宗」の教えは、とても厳しいものです。
なぜなら、仏になるものです。高名なそうでも完全な悟りに至ることは難しいです。
生き仏になるのと同じですからね。
それでも、自分本位ではなく第3者視点(神・仏的視点)で物事を考えるとなぜかわからないけどうまくいきます。
「華厳宗」は、52段ありますが、自分にあった段に少しずつトライしていけば良いのでは無いでしょうか?
6.仏教「華厳宗」まとめ
華厳宗の教えである華厳経学は、様々な宗派を集めインド→中国→朝鮮→日本と独自で発展した末に現代の形になっています。そもそもの仏教は思想は寺壇制度もなく、仏壇もいらなかったことがわかります。
また、華厳宗は仏の視点に近くなっていると思います。
斉藤一人さんがよりわかりやすく神や仏の視点を持つ重要性を説明してくれています。これも「華厳宗」の考えの一つで宇宙の智慧なのでしょう。
仏教思想がよくわかる宗派なのが分かったのでは無いでしょうか?
7.仏教「お寺の一覧表」

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